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プラスチック携帯端末 (DEMOfall 08より)

Friday, September 12th, 2008


97日から9日までカリフォルニア州サンディエゴで開催されたDEMOfall (デモ・フォール) に出席した。このカンファレンスはサンディエゴ湾を望むシェラトン・ホテルで開催され、77のベンチャー企業が最新技術を披露した。今回から数回に分けて、今秋の注目すべき企業を紹介する。

 

プラスチックのスクリーン

DEMO会場で、文句無く一番人気であったのが、「Plastic Logic (プラスティック・ロジック) という製品である。(写真はCEORichard ArchuletaPlastic Logicを掲げているところ、出展:DEMO)

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Plastic Logicは、上の写真のように、レターサイズで、厚めのプラスチックの下敷きに、白黒の文字を表示するディスプレーである。このように大きなフォントを表示して、メッセージ・ボードとしても使えるが、ノートパソコンと同じ要領で、ドキュメント・ファイルを表示する携帯型のリーダーとして使われる。

 

Plastic Logicは指で表面に触るタッチスクリーンとなっている。(これをGesture-based Interfaceと呼んでいる。) またソフトキーボードから入力することもできる。Plastic Logicがサポートしているファイル形式は、Microsoft OfficeAdobe Acrobatで、こららをOpenDocument (オープン・ドキュメント) 形式で格納する。

 

Plastic Logicの仕組み

多く人が押しかけて込み合っているPlastic Logicのブースでもう少し詳しく話を聞くことができた。ブースではSteven Glass (スティーブン・グラス、User Experience & SW Product Management) が対応してくれた。Glassによると、「Plastic Logicは表示機構にE Ink を採用し、バックエンドの部分をPlastic Logicで開発した」と説明してくれた。「E Inkとは、微小な球体に充填された液体インクで、各ピクセルに配置されたトランジスターで白黒の発色を制御する」説明してくれた。これはAmazon Kindle (アマゾン・キンドル)のような電子ブックリーダーと同じ仕組みであるが、Plastic Logicがユニークなのは、薄膜トランジスターの回路をプラスチックの上に、半導体ではなく、ポリマー(つまりプラスチック)で構成していることである。

 

そのため衝撃に強く、デモでは革靴の踵でPlastic Logicを強打しても、問題なく動き続けるシーンを見せた。GlassPlastic Logicの用途として、「書類のコピーを取る代わりにPlastic Logicにダウンロードすれば、出張中、飛行機の中で読める分量を格納できる」と説明してくれた。Plastic Logicはドイツ・ドレスデンの工場で生産され、来年早々に製品が出荷される。薄膜トランジスターの製造はインクジェットで回路を「印刷」する方式を取っている。これにより、低価格で大量生産が期待できる。DEMOfallでの一番人気のベンチャー企業であった。

ウォーキングの出発点

Thursday, August 16th, 2007

ウォーキングの出発点は、マウンテンビューにあるマイクロソフトの駐車場に、(無断で) 自動車を停めて、そこに隣接している、「スティーブンス・クリーク遊歩道」 (Stevens Creek Trail)に移る。マイクロソフトのマウンテンビュー・キャンパスに自動車を駐車できて便利なので、ここを出発点としている。

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マイクロソフトは、インターネット関連事業を推進するため、ここマウンテンビューに拠点を開設した。この場所はグーグルから自動車で数分の距離で、両社はウェブ上だけでなく、地理的にも拮抗している。

ここを基点に、「スティーブンス・クリーク遊歩道」を北に向かって、サンフランシスコ湾を目指して進む。 遊歩道は幅3メートルくらいの小路で、名前の通り、スティーブンス・クリークという小川に沿って走っている。

スティーブンス・クリーク遊歩道

Wednesday, August 15th, 2007

シリコンバレーにはサンフランシスコ湾沿いを中心に、遊歩道が整備されている。車社会で自分の足で歩く機会の少ないアメリカであるが、ここだけは別で、昼休みの時間や週末は、ハイカーや自転車で混みあう。

僕もその一人で、昼休みに、自宅近くの「スティーブンス・クリーク遊歩道」 (Stevens Creek Trail) を散歩する。往復一時間を目処に足早に歩くことにしている。

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青色の線が散歩コースを示している。一番下の所から出発し、遊歩道を北上し、サンフランシスコ湾にぶつかると、西に向かう。終点はショアーライン・パークで、ここを往復する。

シリコンバレーの中でも、この遊歩道は自然がいっぱいで、忙しい時でも、自然に囲まれてウォーキングすると、エネルギーが充電される。(写真: Google Maps)